クロスシリーズ 第二弾

ふくしまFM×鈴木賢二×磐城壽『ふくりんりん』

クロスシリーズは、当蔵に縁のある方に来て頂き、仕込み配合の作成から仕込み・醪管理から酒になるまでを私どもと一緒に行うという企画です。
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第二弾となる今回は福島県のFM放送局「ふくしまFM」がラジオ番組「RADIO GROOVE」内の企画として、パーソナリティと一緒に日本酒を造るということになりました。日本酒の神 鈴木賢二先生が出演している番組でもあり、今回も酒質設計・もろみ管理をして頂きました。
ネーミングやラベル案は番組リスナーの皆さんからの公募で決まりました。そして、実際にふくしまFMの北村茉倫アナウンサーとともに酒質から仕込計画、洗米、麹造り、仕込み、瓶詰めを行いました。

使用米は北村アナウンサーからのご指定で福島県の酒造好適米「福乃香」
酒質は、飲み飽きすることのない軽快さでジューシー。
福島県オリジナル酵母「うつくしま夢酵母」と「うつくしま煌酵母」のブレンドで醸される味わいや香りがお楽しみいただけます。

今回は、1.8Lと720mlをご用意しております。

 ◆純米吟醸『ふくりんりん』
  1.8L(6本入)税別小売価格3,600

  720ml(12本入) 税別小売価格1,800

北村茉倫アナウンサーからのメッセージ

「まさか、自分が日本酒をつくることになるとは...」

この企画が動き出してから、皆様の手に届く今の今まで、ずっと夢のような気持ちです。

きっかけは、2024年3月末まで放送していた『FUKU-SPACE』という番組でした。

県内の旬な魅力を様々な角度から紹介する中で、番組担当ディレクターと私の共通の好きなものである【ふくしまの日本酒】を知るべく、県内53の酒蔵を巡るコーナー「ふくしま酒蔵探訪記」をスタートすることになります。

取材を重ねるうちに「福島県産にこだわった日本酒を造りたい」という想いが芽生え、アドバイスをくださっていた、福島県酒造組合 特別顧問の鈴木賢二さんに相談したところ、鈴木酒造店 専務取締役 鈴木荘司さんをご紹介いただき、ご縁あってコラボレーション企画が今春からスタートしました。快く手を取ってくださった鈴木賢二顧問、鈴木酒造店のみなさまにも、感謝の気持ちでいっぱいです!

酒米は震災後、大熊町で農家を再開された石田仁さんが生産する、福島県産酒造好適米「福乃香」。水は阿武隈山系から地下深く流れてきた地下水を浪江町の取水場から汲み上げ、また「うつくしま煌酵母」「うつくしま夢酵母」の2つの福島県産酵母を使用しています。まさに、オール福島!!

味わいは、私のわがままで「甘いのに後味は軽快」を追求して叶えていただきました。

完全に好みでオーダーしたにも関わらず、鈴木賢二顧問の酒質設計と鈴木酒造店の皆様の手腕で、多くの方に親しんでいただける日本酒に仕上がっています。(飲めば、私の好みがわかるはず…!)

製造の過程は、ふくしまFMの夕方ワイド番組「RADIO GROOVE」にてご紹介。番組内では日本酒のネーミングも募りました。山のように届いた案の中から熟慮を重ね、選んだのが、ふくしまFM・福島県の『ふく』、鈴木酒造店、監修の鈴木賢二顧問、私、北村茉倫の『鈴・倫(りん)』を掛け合わせた、『ふくりんりん』。これまでの日本酒にない軽やかなネーミングとその味わい、そして福島のさらなる復興を呼ぶことができるよう、『りんりん』と鈴の音を表現しています。リスナーさんたちのネーミングセンスが光る、私もこの上ない名前だと考えています。

鈴木酒造店、鈴木賢二顧問の技が醸す純米吟醸酒、「ふくりんりん」を是非お召し上がりください!

北村茉倫

  

    

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