新企画「〇〇〇×磐城壽」クロスシリーズ

「クロスシリーズ 」企画背景

 同じ米を使ってもそれぞれの酒蔵の味になるのが、水や気候風土の影響を色濃く受けるのが日本酒です。また、同じ蔵でも杜氏が替わると味も変わるといわれます。当然、考え方が違えば味に違いが出るのは必然だと思いますが、よりいい酒を!うまい酒を!と思う気持ちは全ての造り手に共通することだと思います。そのいい酒うまい酒も人それぞれの考え方があるわけですので、今現在、多種多様な日本酒が存在することに繋がっているのだと思います。

 そんななか、当蔵に縁のある方に来て頂き、仕込み配合の作成から仕込み・醪管理から酒になるまでを私どもと一緒に行うという企画を立ち上げました。全く新しい形の磐城壽になると思います。
しかしながら、自分達だけの世界の中でずっと日本酒を造り続けているのでは井の中の蛙状態ですし、何より、様々な方々の考え方、技術を学べるということが本企画の意図でもあります。
人と人、技と技が交わり(クロスし)、掛け算のようにより大きなモノを生み出していければという思いです。

 当蔵では、四季醸造を行っておりますので、通常の酒蔵の夏季の休蔵期に様々な酒蔵関係の方々にお越し頂いて別なスタイルの磐城壽をお届けできればと思っております。
クロスシリーズの一つだけお約束としまして、原則浪江町産コシヒカリを使用することで、あとはお任せで行って参ります。
※クロスシリーズの企画名は、〇〇〇×磐城壽の「×」を「かける」ではなく、「クロス」と読ませてクロスシリーズです。

歴代〇〇〇×磐城壽

第一弾「鈴木賢二×磐城壽」純米吟醸